オーストラリアにはたくさんの動物が存在しています。
中でも代表的な動物はコアラやカンガルーですが、オーストラリアには世界一幸せな動物と呼ばれているクォッカという動物がいます。
クォッカをひと目見ようと世界中から多くの観光客がオーストラリアにやってくるのですが、クォッカが住む島「ロットネスト島」についての行き方やクォッカについて解説していきます。
クォッカとは?
オーストラリア南西部に生息する有袋類であるクォッカですが、正式には「クォッカワラビー」といい、現在生息するクォッカはほとんどがロットネスト島に生息しています。
世界一幸せな動物と呼ばれており、観光客はなんとかクォッカの笑顔を写真に収めようと撮影をします。
あのポケモンのピカチュウのモチーフになったという説もあるんです!
全長約50cm、体重約4kgの全身長い体毛で覆われている動物で、この小さな体にも袋があり、産んだ子どもは190日間母親の育児嚢で生活します。
基本は夜行性であり、日中は寝ているか動きが鈍っていて木陰にいることが多いです。
ロットネスト島には約10000匹のクォッカがいるとされていますが、オスとメスの比率は5:5です。
この島にいるクォッカは保護されており天敵がほぼいないために警戒心が薄くて人に寄ってきたりすることもあります。
クォッカは草食動物で、ロットネスト島にある植物はほとんど食べることができますし、食べる葉っぱから水分補給もできるので食料に困ることはありません。
※注意点
警戒心が弱く、視力も弱いので道路に飛び出したりしてくることがあるので、サイクリング中には轢かないように注意してください。
人の食べるものをあげると病気になったり、毛が抜けたりするので注意してください。
これに違反すると$10000(約80万円)の罰金になります。
ロットネスト島
パースに訪れる観光客はこの人気のリゾートアイランドの情報を手にしてくるでしょう。
手つかずのビーチ、入り江などが多く、自然に触れ合える島がロットネスト島(Rottnesu Island)です。
島内に63ヶ所のビーチがあり、暗礁に囲まれた島なので遠浅で穏やかな海でのシュノーケリングなどが観光客にとても人気です。
ロットネスト島の由来は約300年前に島を訪れたオランダ人の探検家がクォッカを大きなネズミだと思いオランダ語でRott=ネズミとNest=巣を組み合わせロットネスト島と呼ばれるようになったとのこと。
A級自然保護指定の国立公園なので、一般車両の乗り入れは禁止されていますが、島内にはレンタルサイクルやバスツアーがあるのでグルっと一周することができます。
ロットネスト島への行き方
ロットネスト島へはパース、またはフリーマントルという街からフェリーで行くことができます。
主にロットネストエクスプレス、ロットネスト・ファスト・フェリーズの2社がフェリーを運行しています。
パース↔ロットネスト島には約1時間30分
フリーマントル↔ロットネスト島には約30分の所要時間です。
時刻表はロットネストエクスプレスの物ですが、所要時間はどちらも同じです。
フェリー料金は
パース→ロットネスト島へ$112 子供$54
フリーマントル→ロットネスト島へ$74 子供$37
ロットネスト島の入場料
ロットネスト島への費用は大人$20、子供$7がかかってきますが、フェリー会社にチケット購入と同時に支払うことになります。
費用は島の植樹やクォッカが怪我をしたときなどの治療費に充てられます。
豊かな自然がいっぱいなとても素晴らしい島!
紹介したようにとても自然が豊かでどこを見渡しても魅力満点の景色が広がっています!
自転車で駆け抜ける道や、ビーチから見れる透き通った海はとても美しいのでパースを訪れた際は是非行っていただきたいのがロットネスト島になります!
あなたもクォッカを見にロットネスト島へ行ってみましょう!友達になれるかも?
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