パースから北へ約570km、車で約6時間行った場所にあるのがカルバリー国立公園です。
100万年以上の年月をかけ川が砂岩の大地を切り開きつくられた大渓谷ですが、とても広く大自然がひろがっています。
18万haの広さを有する国立公園内に80kmにも及ぶ渓谷が続き、切り立ったマーブル模様の岩肌には4億年の歴史が詰まっています。
旅行者の方たちがアクセスできるのは3ヶ所です。
- 国立公園中央にあるZ-Bend(ゼットベンド)
- 国立公園北側にあるThe Loop(ザ・ループ)
- 国立公園南側にあるHawk’s Head&Ross Graham Lookout(ホークスヘッド&ロスグラハムルックアウト)
観光以外にもカルバリー国立公園はオフロードがほとんどで急な岩場を登ったりするトレッキングがあるのでロッククライミングなどのアドベンチャーツアーも存在しています。
乾季は気温が40℃あり風も強いので熱中症には注意しよう!
冬季は20℃ほどなので過ごしやすくおすすめです!
カルバリー国立公園のアクセスと営業時間
カルバリー国立公園へのアクセスは
- パースから車
- カルバリー空港からレンタカー
- ツアーに参加する
以上の方法があります。
パースから車で来る場合は4WDの車をおすすめします。パースからの道は未舗装のしていない道がたくさんあり、砂地やでこぼこ道が続きますので走行が安定している車が安心できます。
パースから休憩しながら運転することを考えても約7時間ほどかかるでしょう。
カルバリー空港からレンタカーで来る場合は約20分ほどの運転で道も舗装されているのでどんな車でも良いと思います。
ツアーに参加する場合は西オーストラリア周遊観光の中にカルバリー国立公園の観光が含まれていることがほとんどです。
ピンクレイク、モンキーマイア、シャークベイなどの有名観光地を周遊するツアーが催行されていて、最寄りの空港に寄りながらツアーバスで観光地をまわることができます。
営業時間:ビジターセンターは毎日9:00-17:00までオープンしています。
料金:車1台につき$13(1040円)になります。
Z-Bendのスポット
マーチソン川がZ字に折れ曲がっているという高さ150mの断崖絶壁にある渓谷がZ-Bendです。
乾季には川に水が張っていて流れも緩やかなので泳ぐこともできます!
展望台から見れる絶景とは別に、崖下まで行くには険しい岩場を降りる必要があります。
このような足場の少ない岩場が続き体力的にも険しくなっていますが、この先にある景色を見るまでのワクワクも止まりません!道の途中の岩場や崖にさえ自然を感じてしまうので探検家になっているような気分になります。
The Loopのスポット
断崖絶壁の上に約800mで一周できるトラッキングコースがあり、カルバリー国立公園の大自然を一望できたり、突端部分にはカルバリー国立公園で一番有名なNature’s Window(ネイチャーズウィンドウ)が構えていて、大人気の写真撮影スポットになっています!(Nature’s Windowまでは駐車場から約30分かかり、国立公園を散策するコースは4時間ほどの時間を要します。)
Hawk’s Head&Ross Graham Lookoutのスポット
数百万年前から長い時間をかけてつくられ、780kmという長さで西オーストラリア州で2番目の長さを誇るマーチソン川の渓流を見下ろすことができます。
ちなみに僕は時間的な問題で行くことはできませんでした。
広大な国立公園なので時間配分を考えて
せっかくカルバリー国立公園に来て時間が許すのであれば全ての場所から景観を眺めてみたいものですが、体力的にも時間的にも厳しいのであれば事前にどの場所を訪れるか決めておきたいものですね。
僕のおすすめはNature’s Windowです!
岩の突端にあるのでとても景色がよく高い場所から周りを見渡すこともできます!
観光した日はここの近くのキャンプ場に泊まりましたが満天の星空でとても感動することができましたので、是非キャンプもしてみてはいかがでしょうか。
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